問い合わせ管理のシステムをコストで比較する

管理システムの2種類のコストとは

問い合わせ管理のシステムを利用するためには、お金も支払う必要があります。いわゆる利用料金を支払う訳ですが、それを基準に各社の製品を比較している方も少なくありません。ところで問い合わせ管理の製品のコストには、大きく分けると2種類あります。初期費用と月額です。初期費用は、製品を購入するタイミングで支払うお金になります。そして月額は毎月1回ペースで支払う費用です。賃貸オフィスの家賃のようなお金であり、その数字も製品によって異なります。

初期費用だけでなく月額などの料金も注目

例えばある製品Aの初期費用は、10万円だとします。それに対して製品Bの場合、初期費用は3000円程度です。費用を節約したいなら、Bは候補の1つになるでしょう。明らかにBの方が格安だからです。ところが製品のコストは、初期費用だけで比較できるとは限りません。月額費用も考慮しますと、かえってAの方が格安であると判断できる事もあります。もしもAの月額費用は1000円程度で、Bの月額は2万円だとします。6ヶ月間使用し続けた時は、Aの合計費用は106000円になります。それに対してBは123000円です。明らかにAの方が17000円は格安になるわけです。そもそも問い合わせ管理のシステムは、長期的に利用する傾向があります。1ヶ月や2ヶ月などの短期ではなく、1年以上にわたる長期間で利用する訳ですから、Aの方が格安であると判断できる訳です。初期費用だけで比べるのではなく、月額など色々な費用に注目する方が、各社のコストを正確に比べることができます。

見積もりや資料請求で料金を比べる

ところで上述の料金は、製品の公式サイトなどで一般公開されているケースが多いです。製品の料金表などが明記されていて、サイト訪問時にその数字を確認している方も少なくありません。ところが製品によっては、あえて数字が非公開になっていることもあります。要問い合わせと明記されている製品も多いです。その製品の場合は、販売会社に直接問い合わせる必要があります。いわゆる見積もりを出してもらい、正確な料金を教えてもらう形になります。ちなみに専門業者から見積もりを出してもらう分には、料金が請求されることはありません。原則無料になります。ですから各社の製品を比べる際に、複数社に見積もりを依頼している方も多いです。また多くの専門業者には資料請求というサービスもあります。システム会社にパンフレットを請求すれば、送付してくれる訳です。資料を請求する分には、料金はかかりません。料金を比較したい時は、その資料請求というサービスを活用してみる方法もあります。